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バンドで売れるだけじゃない「音楽で飯を食う」ための仕事 

若い頃は「バンドで売れて毎日楽しくライブして夢の印税生活」なんて理想図を描いたことありませんか?
一所懸命にバンド活動に打ち込めばいつか芽が出る、なんて思っていませんか?
残念、現実はそう甘くありません。
いくら頑張ってもライブの動員が増えないこともあるし、長く活動していれば有名レーベルから声をかけてくれるエスカレーターも用意なんてされていません。
努力と才能と運が物を言うこの世界、散っていたバンドは数知れず。


高い高いハードルを超え、全国でも少し名が売れてきたレベルになったとしても、思っていた世界とは違っていたりもする。
知人のバンドマンはレーベルに所属し連日スタジオでリハーサル・作曲をし全国を回ってライブをしているが、レーベルに内緒でバイトをして生計を立てている。
地方局のテレビドラマに主題歌でタイアップされたのもあって駅前に大きい広告が展開されていたようなバンドなのに、そこまでの収入なのだ。

また別の知人はミニアルバムの印税が振り込まれて通帳を見たら3万円だった、という話を聞いた。
お金の管理が厳しい(というか不透明)なバンドであったのもあり、それ以外の収入は貰えることがなかったと。
結局はパチンコ屋でアルバイトをしながら活動をしていたが、脱退。
今はその時に付き合っていた彼女と結婚をし、自動車工場で働いている。

その他にも夢半ばで脱落していったバンドマンは数知れず。
心折れることなく頑張っている人も、アルバイトと密接な関係を築いている。


「音楽で飯を食う」ということは全人類の中でも限られた人間にしか与えられないものなのだ。
いや、そんなことはない。



え?
確かに上で書いたバンドマンの苦労話は、あくまで「バンドで飯を食う」ことは難しいという現実を知ってもらいたくて挙げた。
そう、バンドで売れて収入を得るまでの道は険しい。
だが「音楽で飯を食う」こと自体はそこまで高いハードルではない。
というのも、自分がその1人でもあるからだ。
ちゃんと仕事として成り立っていて、会社に属して、世間体も悪くない。
給料は決して高いとは言えないが、生活するのに困ることはない。
なにより音楽に携われる仕事が出来ている。


この社会には、音楽に関係する仕事がたくさんある。
「バンドで飯を食う」だけでなく、「音楽で飯を食う」という選択肢を考えてみようと思う。



ライブハウススタッフ
ライブハウス

恐らく、1番手っ取り早く思いつくのはこれであろう。
ある程度の都市であればライブハウスの数もそれなりにあり、だいだいどこも求人募集している。
受付、バーカウンター、ブッキング、PA、照明…と意外に人手が必要になる。
限りなくバンドに近いところで働けるので、バンド好きにはたまらない職場だろう。
憧れのバンドと仲良くなるチャンスも多い。
必然的に仲間も増えるので毎日楽しいこと間違いない。

デメリットとしては、給料は安い。
アルバイトはあらかた最低賃金だと思った方がいい。
ライブハウスで働きたいというピュアな心に漬け込んで、バンドと仲良くなれるし仕事がてらにライブ見られるし給料安くてもいいでしょ?という魂胆。
書店の時給が低いのと同じ原理。
社員になったところで、大きく変わることはないだろう。
ライブハウスで働くだけではなく、その他に収入を得る方法は考えておいた方が良い。



PA、照明
フェス

僕自身がこれに当てはまる。
ライブやイベント等で音響や照明を設営/操作する仕事。
俗に言う、裏方さん。
ライブハウスのスタッフと何が違うの?と思われるかも知れないが、こちらは大体が音響照明会社として各地へ出向いて働くこととなる。
みんなが大好きなフェスを作り上げたりするがこれに当てはまる。
詳しいことは過去の記事「よく聞かれるのだけど、PAって何してる人なの?」を見てもらえればと思う。

しかし拘束時間は長く、肉体労働である。
労働基準法なんてものはこの業界に存在しない。
自分は20時間労働が最高であるが、ひどい会社はもっとひどい。
フェスやドーム級のコンサートを制作する大きな会社に入ったならば、1ヶ月家に帰れないことなどザラである。
帰れたと思っても、数時間で次の仕事へ行くなんて話もよく聞く。
あとは、音楽の仕事だけではない。
講演会や式典、日本芸能であったりと仕事内容は多岐に渡る。
それはそれで面白いのだけど、音楽の仕事だけがしたいという人には向かないかもしれない。



ローディー
ギター工房

バンドのツアーを一緒に回り、楽器やステージのケアを担当するいわゆるステージマン。
転換で楽器をセッティングし、サウンドチェックで弾いていたりするのはこの方々だ。
DVDのオフショットなんかでもよく映っていたりする。
メンテナンスも行うので、もちろん楽器に精通していなければ成り立たない仕事だ。

入社してすぐに担当を持つことはないが、若いうちから大物アーティストの傍にいられることができる。
また上のPA、照明と同じだがツアーに出てしまうとしばらく家には帰れない。
アーティストによっては日本に帰って来られなくなることもある。



プロモーター
プロモート

コンサートやイベントの企画/運営を担当するこの職業。
誰を呼んでコンサートをするか、どんなイベントにするか、会場の確保や、スケジュール管理、チケットの販売であったり、当日の会場運営や物販の販売、出演者のケア、と非常に重要なポジションである。
その日の興行が成功するか失敗するかはプロモーターにかかっている。
ライブハウスでいうとブッキングスタッフの上位互換である。
成功すれば問題はないが、失敗すればその責任はプロモーターに降りかかる、言わば興行の頭となる。
自分が企画/運営した興行が成功することが出来れば、その達成感は計り知れないであろう。

ただ、上にも書いたように業務内容は非常に多い。
色んな所に目を配らなければならない。
規模が大きくなればなるほど細心の注意を払わなければ、すぐに企画は崩壊するだろう。
すぐにSNSで炎上して叩かれるのもこの役割。
アーティストと観客を繋ぐ仕事である分、大変さも一入だ。



ライター
ライター

バンドの新譜をレビューしたり、インタビューをしたり、ライブへ足を運んで感想を文字として起こし、雑誌ないしWebマガジンとして読んでもらうこの仕事。
有名所であればrockin’onだったり、MUSICA、GiGSであろう。
この職業も比較的バンドと近い関係を持ちながら働くことができる。
一般的な礼儀と文章力、ネットリテラシーを持ち合わせていれば志望できるはずだ。

だがネットが普及してしまった現代では、会社に所属するという意味も薄くなってしまった感じがする。
誰もがブログやSNSを通して情報を発信できるようになってしまったので、わざわざ雑誌を買う必要も少なくなってきた。
有名企業の名を背負って情報を発信する意味は十分にあるのだが、それに等しい力を持つ個人が現れ始めてしまったことは、業界の先細りを予感してしまう。



レコード会社/レーベル
CD.jpg

言わずもがな、アーティストのCD・音源を制作、販売する仕事。
新しいアーティストを発掘して売り出すのもこの仕事の重要な部分である。
メジャー、インディーズを合わせるとかなりの数が存在して、会社ごとに音楽性の色があったりするのも面白い。
メロコアが好きだったらPizza Of Death、少し前に流行った"残響系"と呼ばれた残響レコードもそう。
Vapもラウド系が多いイメージであったが、最近は根こそぎワーナーミュージックに移籍しているのをみると何か勘ぐってしまう。
インディーズレーベルであれば音楽に熱い志を持った人が運営していたりする。

正直なことを言うと、最近はレーベルの「良いでしょ?この音楽!」みたいなノリが感じられて好きになれないバンドが多い。
YouTubeやTwitterにしょうもないバンドの広告が流れてくると頭にくるので、YouTubeのMVに低評価を押しに行くのが日課だ。
我ながら器が小さくてしょうもない人生だと思う。
こんなことさせないでくれ。



レコーディング/マスタリングエンジニア
レコーディング

曲をレコーディングし、音量・音質・バランスや定位を編集して音源とする職業。
音源の良し悪しはここにかかっていると言っても過言ではない。
良いバンドをゴミに変えるのも、悪いバンドを金の卵に変えるのも手腕一つだ。
マスタリングとは、編集された音源を最終的にイコライザーやコンプレッサー等を用いて微調整する工程。
音の迫力や広がりがここで決まります。
海外の有名アーティストのアルバムでクレジットをみると、結構な頻度でマスタリングエンジニアの名に"Ted Jensen"を見かける。
この名前さえ覚えておけばちょっと音楽通になれる魔法の言葉。

ニコニコ動画から発生したMIX師なんてのも、近いものがある。
が、所詮は素人MIXであることが多い。
ちゃんとしたスタジオには高価な機材をふんだんに使って最高の環境で収録をし、長年で培った知識と技術で音源を作り出す。
間違っても風呂場でダイナミックマイクを使ってボーカルRECをすることしない。

制作した音源は全国に、はたまた世界に流通するし、この時代だと自分が亡くなった後も作品は残る。
そう考えると果てしない仕事だ。
もちろんエンジニアになるまではアシスタントとして長い長い下積みの日々を送ることになる。




ざっと「音楽で飯を食う」ための仕事を挙げてみた。
僕自身、バンドが解散して絶望していたのですが、なんとかして音楽に携わりたくて今のPAという仕事に就いた人間。
バンドで売れる為に上京し、アルバイトをしながらも精力的に活動するも陽の目を見ることなくバンドは解散、30代目前で田舎の実家へ帰り農家で働く…という道を歩む前に、方向転換することもできるのではないだろうか。
別にこの世からバンドを減らそうと思ってこの記事を書いている訳ではないことを分かって欲しい。
音楽好きの人たちが音楽が離れて欲しくない。
どうせなら音楽業界で働いて盛り上げていければ楽しくないですか?



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( 2018/10/31 08:30 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)

よく聞かれるのだけど、PAって何してる人なの? 

他人に自分の職業を聞かれた時、皆さんは何て答えますか?
営業、販売、生産、メディア…とたくさんの職種が世の中にはあります。
だいたいは「〇〇の営業」であったり「××の販売」だったりと、さほど説明に難しくはないはずです。
無職は世間体として説明し辛いとかはあったりしますけど、それはまた別問題。


さて、音楽好きな人なら聞いたことがあるかもしれない「PA」という職。
かくいう僕もこの職で飯を食って生きています。
ライブハウスに行けばまず間違いなくいますし、フェスなんかではPA無くして成立しません。
そんなPA、何をしている人か知っていますか?



PAという職業、世間の認知度が低い問題

同級生に「今、何の仕事してるの?」って聞かれると、僕は「音響屋さん」って答えます。
だってPAと言っても伝わらないし、何だったら音響屋と言ってもだいたい伝わらない。
要約して「ライブとかイベントでスピーカーから音を出す仕事。」まで説明するとちょっと納得してくれる。
いや、怪しい仕事じゃないんですよ。


上にも書きましたが、PAはライブハウスやフェス、はたまたショッピングモールでやってるちょっとしたイベントやそこら辺で開催されてる祭等々、いたるところに生息しています。
ライブハウスの後方でたくさんの機械に囲まれて、しかめ面してる人がいれば、それです。
怒ってる訳じゃないんです、真剣に仕事してるんですよ。


では、「PA」とはどのような場合に必要となるのでしょうか。
テレビやラジオの音声さんは「PA」とは違います。
レコーディングエンジニアも「PA」ではありません。
どちらも音に関わる仕事ですが、この業界はかなり細分化されていて複雑です。


「PA」とは「Public Address」の略であり、「公衆へ伝達する」という意味です。
簡単に言うと「小さな音をスピーカーを使って大勢に伝える」です。
デパート等でのお客様呼び出しもPAですし、トラメガを使うこともPAです。
拡声装置を使って大勢に聞こえるようにすること全般をPAと呼びます。


例えば、学校の教室を思い浮かべてください。
40人程度の生徒を相手に教師は生声で授業を進めます。
この規模であれば拡声装置を必要とせずに40人の生徒へ授業の内容を伝えることが出来ます。
教師の声が小さいとか、学級崩壊しているとかだと話は別ですが。


では、この授業が4000人規模になったらどうでしょう。
教室の広さも100倍必要です。
どれだけ教師の声が大きくても、生声では4000人全員に授業の内容を伝えることは不可能です。
後方の生徒は何も聞こえず、成績が落ちること間違いなしです。
このような場合はマイクとスピーカーを使用して拡声し、全員に教師の声を届けてあげることが必要になります。
どうです?ちょっとはPAのことが分かってきましたか?



PA、実際何をしてるのか知られていない問題

さて、PAが何故必要であるかは分かってもらえたと思います。
様々な場所にPAは存在しています。
ではこれを職業としている人々は、実際何をしている人たちなの?


まずは、スピーカー等のシステムをプランニングすること。
会場の広さ/規模に適したスピーカーを選定し、充分な音量を届けることが大前提となります。
大きな会場に小さなスピーカーを持って行ったところで力不足は目に見えていますし、逆に小さな会場に大きなスピーカーを持って行っても性能をフルに発揮することは出来ません。
効率的なシステムをクライアントに提案することが必要です。
また、そのステージで使用するマイクの種類、本数を決めたり、それに対応できるミキサーも適したものを選びます。


そして、そのシステムの設営と本番のオペレート(操作)を行います。
規模が大きくなれば比例して設営にも時間がかかりますし、音の調整もシビアになります。
実際に設営してみたら起こる予想外の事態なんてのもザラにありますし、何より長時間労働で心身ともにかなり食らいます。
オペレートとは、ステージ上の音を音量・音質・様々な音のバランスを観客が聴きやすいよう整えてあげる、PA界の花形となる役割です。
音が聴きやすい、聴きにくいはオペレーターの腕(耳)に関わってきます。
仕事によっては何千人、何万人という観客が聴いている訳で、そりゃもうプレッシャーがかかりますよ。
しかめっ面にもなりますよ。


大まかにはこれを一連の流れとしてお金が発生します。
フリーランスのオペレーターだったりすると、ライブハウスに体一つで乗り込んでオペレートのみでお金をもらう場合もあったりします。



PA業界、辛いこと多い問題

「有名人と会えて羨ましい」とか「無料でライブ観れて羨ましい」とかよく言われますが、バカ言ってんじゃないよ。
辛いことばかりなんだよ、この業界。


まず給料が安い
専門学校を卒業して、新卒でもらえる初任給がだいたい十数万円くらいです。
ちなみに僕は社会人1年目手取り13万円でした。
思い出すだけで泣けてくる。
今でこそだいぶ良くはなりましたが、それでも世間からしたら低い給料ではあります。
同じ年齢の友人の話とか聞いていると、悲しくなりますよ。


そして労働時間が長く、心身共にキツい
朝から夜まで行われるイベントってだけで、平気で10時間労働は超えてきます。
とある噂だと27時間労働があったなんていう意味不明なこともあったりします。
しかもその間は重い機材であったり運んだりと身体を酷使し続けてます。
休日もなかなか取れなかったりします。
この業界、今だに体育会系な縦社会が残っていて、先輩の言うことは絶対ですし、ミスをすれば怒鳴られ殴られが日常で起きます。
この前、若い子が先輩にボロカス言われ殴られ、さらに俯いていく光景を見て怖い世界だなと改めて思いました。


給料も安いし、心身共に辛い生活が続けばだいたいの人はこの業界から離れていきます。
そう、慢性的な人手不足です。
志望してくる人は多いのですが、それ以上に辞めていく人が多い。
そりゃそうだよね、工場のラインをこなしていけば良い給料もらえるんだったら、そっちのほうが明るい人生が見えてくるよね。



それでもPA続ける理由

辛いことばかりが表に出てきやすいこの業界ですが、続ける理由もあります。
1つのライブ・イベントをやりきった達成感は癖になります。
俗に言う、やりがいです。
それは会場の規模が大きくなればなるほど、やりがいも大きくなります。
オペレートに就けば、分かると思います。


後は、大きな音を出すのが気持ちいい。
大音量フェチ。
非日常的な大音量を聴く側ではなく、出す側というのもなかなか経験出来ないです。
その音で観客が盛り上がってる様子なんか見たら、この業界もう辞められないですよ。



なんて長々と「PA」について書きましたが、この職業について理解してもらえたでしょうか?
とにかく認知度が低いこの業種ですが、こんな世界があるということも知ってもらえたら嬉しいです。
この記事を読んで「PAさんって、意外と大変なんだな…」と感じたら、機会があれば優しく接してあげてください。
だいたいの人は音楽だったり舞台が好きでこの仕事をやっているので、話が合うと思います。
あと、アンケート等の職業欄には「会社員/サービス業」と僕は回答しています。
なかなかいい答えが見つからないですよね。



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( 2018/10/03 00:57 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)

クリエイティブな仕事をしている人に捧げるマンガ「左ききのエレン」。 

クリエイティブな仕事をしていると、どうしても色んな壁にぶち当たります。
知識であったり、技術であったり、経験であったり、はたまた才能であったり。
かくいう自分は世間で言う音響屋、良く聞く言い方だとPAさんなのですが、音という目に見えない作品を客席に届けるという意味でクリエイティブに近い職だと思っています。
そんな仕事をしている人たちには、現在ジャンプ+で連載中の「左ききのエレン」を読んでもらいたいです。
心に来る名言が次々と出てきて、考えさせられます。

左ききのエレン

左ききのエレン 1 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]






「天才になれなかったすべての人へーー。」
のキャッチコピーから始まるこのマンガ。
ストーリーを通して天才と凡才の苦悩が描かれています。

簡単なあらすじとしては、「凡才」でありながら大口を叩きデザイナーになりたいという夢に突き進む朝倉光一と、「天才」であるが過去に悲しい出来事があり絵を描くことを拒否し続ける山岸エレンが高校時代に出会うことから話が始まります。
数年後、朝倉光一は夢であった広告代理店のデザイナーになるが、自分の思い描いていた「特別」になれず苦悩しながらも成長していく姿が。
一方、山岸エレンは謎の画家として世界に名を轟かせ、その才能を認めさせるまでの存在に。




このマンガの良さとして、先にも言いましたが心に刺さる名言が数多く出てきます。
その中の一つとして気に入っているのが、


「クソみたいな日にいいもん作るのがプロだ」


は、クリエイティブな仕事をしていなくとも、すべてに通ずる精神だと思います。
全てが最良の条件で仕事が出来る日なんてのはいくら待っていても来ず、どんな悪条件でも顧客を満足させる物を作る、これぞプロ。
改めて言われると仕事に対してのモチベーションが上がります。
元々、広告代理店で働いていた作者かっぴー氏だからこそ出て来るセリフですね。
その他にも「はじまったら、はじまった時にわかるよ」「オレは…オレの事ばっかりだ…」などなど、考えさせられる名言が盛りだくさんです。




このマンガ、先に連載中と書きましたが実は完結しています。
は?何言ってんだ?
現在ジャンプ+で連載中なのはリメイク版であり、原作版はすでに最終回を迎えています。
自分はリメイク版を毎週読み進めており、この先のストーリーが気になって原作版を購入しようか…と悩んで踏みとどまっています。
なんか意地ですかね、読んでるリメイク版が完結するまで原作版には手を出したくないっていう。
とはいえ、そんなのは個人の自由なので左ききのエレンの結末を知りたい方は手っ取り早く原作版を購入されるのをおすすめします。



才能がテーマであり、そして絵・デザイナーが話の軸となってこのマンガは、クリエイティブな仕事をしている人には心に刺さるシーンが多くあるのではないでしょうか?
個人的にはバンドマンに読んでもらって心を入れ替えて欲しい。
お前ら何になりたいんだって。
リメイク版は現在4巻まで発売されており、ジャンプ+では無料で連載中。
興味のある方は是非読んでもらいたいマンガの1つです。



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(2018/9/9 00:35時点)
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( 2018/09/09 00:41 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)

Apple Musicに登録して1ヶ月経ったけど、みんなにおすすめしたい 

最近はSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプション、いわゆるストリーミングによる音楽配信サービスが充実してきました。
一時期、テイラー・スウィフトとApple Musicが揉めたなんてニュースがありました。
結果はテイラー・スウィフトの勝利となりましたが、自分としては揉め事が発生するようなサービスは使いたくないなと思って敬遠していました。


しかし、興味がなかった訳じゃないんですよ。
Apple信者の自分はPCからスマートフォン、タブレットまでApple製品で統一されているので、Apple Musicを通じてのiTunes同期がすごく魅力的でした。
PCで取り込んだ楽曲や作成したプレイリストがクラウド経由でスマートフォンに同期される便利さが欲しかった。



それと、コスト面も導入したい理由の1つでした。
アルバムCDを1枚購入すると約3000円、そんなに収入も多くないので好きなアーティストの新譜が出れば買う程度しかしてきませんでした。
海外アーティストだとなんとか輸入盤を探して安く購入したりもしていました。
BOOK○FFの中古CDコーナーなんて宝の山でしたね。

それがApple Musicだと月額980円で聴き放題。
音楽ジャンキーには安すぎる値段設定なんですよ。
どうしてもCD購入で対応していくと金銭的に聴ける音楽が限られてくるなと感じていたんですよ。
レンタルがあるじゃないかと言われるかもしれないですけど、出不精の自分からしたら外に出て店舗までCDを借りに行って、期日内に店舗へ返しに行くっていうのが本当に面倒臭かったんですよね。
実際にレンタル店のカード持ってないですし。




今まで使ってこなかったことを後悔する利便性

興味があったのと知人の勧めもあり、Apple Musicに登録をしてみました。
何故Apple Musicかと言われると、信者だからです。
Apple教に入信してるから。
実際Spotifyとも悩んだんですが、ハードとソフトの統一が楽だと思ったからなんですよね。
3ヶ月無料というのも背中を押してくれました。
使い辛かったらすぐ辞めればいいやっていう気持ちがありましたし。



使ってみた第一印象としては、こんな簡単に色んな音楽を聴けることを感謝します神様、でした。
過去の名曲から日本のマイナーインディーズバンドまで網羅されている品揃え。
聴きたくてもなかなか手を出せずにいたエリック・クラプトンをようやく聴くことが出来た。
気になるアーティスト、曲があれば1クリックでライブラリに追加出来て、必要であればダウンロードして外でもオフラインで持ち歩くことができる。
外で使用する場合の注意として、配信サービスであるためにストリーミングになるんですよね。
つまりは曲を再生すると常時オンライン通信している。
なので知らずに音楽を聴きまくっているといつかデータ通信速度規制の餌食になります。
それを防ぐため外で聴く場合はダウンロードしてくださいってことなんですよね。
とにかく広く浅く音楽を聴き漁るには最高のツールです。
常にオンライン環境にある自宅PCだとダウンロードする必要もないので、ストレージの容量も大きく使わずに済みます。


新譜が配信されるとAppleから知らせてくれますし、週更新でおすすめの曲をプレイリストでまとめてくれていたりするので、BGMのチョイスに悩まなくて済みます。
個人的に便利だと思ったのは、アーティストのページにいくと「はじめての〇〇(アーティスト名)」というプレイリストが公開されていること。
今まで気になっていたけど、いざ聴こうにもどのアルバムから何の曲を聴いたら良いのか分からない…ということが無くなりました。
とりあえず聴いてみようでプレイリストを再生するだけでまとめられたおすすめ曲が次々に流れます。
こういう敷居を低くするサービスがすごくお気に入りです。




配信サービスが故のデメリット

もう一生使い続けたい気持ちのApple Musicですが、良いことばかりでもありません。

配信サービスであるので、アーティスト又はレーベルが配信をしていない場合もあります。
これ聴きたいな、と思っても全く配信されていないとか。
それこそ今をときめく米津玄師は配信がされていません。
買えと、俺の音楽を買えという声が聞こえる…
アーティストはサブスクリプション配信サービスに関心を示していても、レーベル側が承諾しないパターンがあるようにも思えます。
音楽が売れないと言われる時代だからこそ、その危機感から配信より販売に重きを置いているのではないでしょうか。
米津玄師は配信こそされてはいませんが、iTunesストアでは全曲販売がされています。
なので、音楽配信サービスだからと言って世の中すべての音楽が配信されているという訳ではないということです。


あと洋楽が好きな人だと気になると思うんですけど、アーティスト名がカタカナで表示される。
なんか嫌じゃないですか?
それ以上の問題として、CDから取り込むと英語表記なので、取り込んだものと配信サービスからライブラリに追加したものが別のアーティストとして扱われるんですよ。
「Muse」と「ミューズ」で2つのアーティストが作られてしまうんです。
これがすごく面倒臭い。
このアルバムはCDから取り込んだから「Muse」にあって、こっちのアルバムは「ミューズ」に入ってて…という風に整理が出来ないです。
再生する際の回避策としてはアーティストのプレイリストを作ってそこで統一すればいいのですが、なんでそんな手間をかけなきゃいけないんだと疑問に思います。



デメリットもありますが、それが気にならないくらい多くのメリットが音楽配信サービスにはあります。
要は、長い間登録しようかどうしようかうじうじ悩んでましたが、いざ使ってみたら最高でもう手放せない状態です。
とはいえ、音楽業界の未来を考えるとCDを購入するということは非常に重要なことです。
音楽配信サービスを利用して良いアーティストを探し発見し、CDを買ったりライブに行ったりするためのツールとして今後も使い続けていきたいです。






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( 2018/08/31 01:35 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)

ポルノグラフィティのライブをもっと見習うべき 

フジテレビの某ドラマを探している人は残念でした。
ここには竹財輝之助も猪塚健太も扱いませんし、甘いBLの話もしません。
ただのアダルト動画を探しにきた輩は言語道断だ。
自分はポルノグラフィティの話がしたいんだ。


そうです、今回は2000年代のヒットメーカー、アゲハ蝶の一発屋、広島の産んだエロテロリストことポルノグラフィティの話をしたいんです。
一発屋は冗談です、ちょっとヘラで殴るのやめてもらっていいですか?

ポルノグラフィティ



なんでポルノグラフィティかというと、ライブが素晴らしかったんですよね。
本当に。
仕事柄、色々なアーティストのツアーを目にする機会が多いのですが、その中でも群を抜いてよかったんですよ。
ライブのパフォーマンスはもちろんのこと、音響・照明・映像の演出がとても美しかった。
それこそ「アゲハ蝶」や「アポロ」、「ヒトリノ夜」みたいな有名な曲しか知らない、ファンとは到底言えない自分が釘付けになって魅入ってしまうくらいでした。


ライブの演出、セットにこだわっているアーティストは他にもたくさんいます。
有名なところだとドラゲナイ教のSEKAI NO OWARIもよく話題になりますよね。
会場に大きな木が生えていたとか草生えます。
しかし、ポルノグラフィティはそういう奇を衒うものではなく、もっとシンプルでセットと言えるものも3分割された可動式のスクリーンとバックのLEDパネル。
この2つが緻密に計算され、曲に合わせて動き、映像が映し出されて素晴らしい雰囲気を作り出していたんですよ。
ポルノグラフィティも大きな木の下で岡野昭仁が弾き語りしてましたよ。




自分の考えとして、日本はエンターテイメント後進国だと感じています。
アーティストが生で観られる、歌が聴ける時点でお客さんの満足度は一定水準満たされるとは思うんですが、それを100%に、はたまた期待以上の120%の満足を得られるためにはどうしたらいいのか、という考えが欠如しているように思えるんですよ。
「どうです?この演出をしておけばだいたい喜んでくれるでしょ?」みたいな全然面白くもないお金だけかかったクソ演出なんてたくさんありますし。
大きな三角のパネルが動いて、その後ろからご本人登場みたいなのは見飽きたのでもうやめてください。


海外なんて金に物言わせてトンデモないセット、演出を考えて、実際にそれでツアーやってみたら大赤字でしたテヘペロみたいなこと平気でやるじゃないですか。
ただただ計算が甘いだけにも思えますが、観にきた人を楽しませることが出来たなら赤字でも問題ないと捉えられます。
金の回り方が大きく違うっていうのもありますが、予算度外視でそういうことをやってしまう度胸とかも見習うべきなんですよね。



今回たまたま目にして、素晴らしいと思ったのがポルノグラフィティだっただけで他にも楽しい演出が盛り沢山のライブを繰り広げているアーティストは大勢いると思います。
要はライブがエンターテイメントだと理解できているかなんですよね。
娯楽なんですよ。
1人でも多く、どれだけ大勢の人を楽しませることが出来るか。
自己満足の流行りに乗った曲を演奏して、みんなが共感できそうな臭いセリフをMCで言うようなバンドマンには何回話しても理解してもらえないと思う。
そういう点を学ぶために、いわゆるJ-POPのライブとか観に行ってみればいいですよ。
そのままじゃ一生売れないバンドマンのままだから。
ポルノグラフィティなんて広島弁でMCするもんだから、何言ってるのか分からない部分とか結構ありましたからね。
それでもいいんですよ。
楽しかったんで。






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( 2018/08/28 02:55 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)
プロフィール

六兵衛

Author:六兵衛
音楽好きをこじらせてPA/音響やっています。
記事の内容は
・邦楽、洋楽の紹介/レビュー
・PAについての話
がメインです。

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