フジテレビの某ドラマを探している人は残念でした。
ここには竹財輝之助も猪塚健太も扱いませんし、甘いBLの話もしません。
ただのアダルト動画を探しにきた輩は言語道断だ。
自分はポルノグラフィティの話がしたいんだ。
そうです、今回は2000年代のヒットメーカー、アゲハ蝶の一発屋、広島の産んだエロテロリストことポルノグラフィティの話をしたいんです。
一発屋は冗談です、ちょっとヘラで殴るのやめてもらっていいですか?

なんでポルノグラフィティかというと、ライブが素晴らしかったんですよね。
本当に。
仕事柄、色々なアーティストのツアーを目にする機会が多いのですが、その中でも群を抜いてよかったんですよ。
ライブのパフォーマンスはもちろんのこと、音響・照明・映像の演出がとても美しかった。
それこそ「アゲハ蝶」や「アポロ」、「ヒトリノ夜」みたいな有名な曲しか知らない、ファンとは到底言えない自分が釘付けになって魅入ってしまうくらいでした。
ライブの演出、セットにこだわっているアーティストは他にもたくさんいます。
有名なところだとドラゲナイ教のSEKAI NO OWARIもよく話題になりますよね。
会場に大きな木が生えていたとか草生えます。
しかし、ポルノグラフィティはそういう奇を衒うものではなく、もっとシンプルでセットと言えるものも3分割された可動式のスクリーンとバックのLEDパネル。
この2つが緻密に計算され、曲に合わせて動き、映像が映し出されて素晴らしい雰囲気を作り出していたんですよ。
ポルノグラフィティも大きな木の下で岡野昭仁が弾き語りしてましたよ。
自分の考えとして、日本はエンターテイメント後進国だと感じています。
アーティストが生で観られる、歌が聴ける時点でお客さんの満足度は一定水準満たされるとは思うんですが、それを100%に、はたまた期待以上の120%の満足を得られるためにはどうしたらいいのか、という考えが欠如しているように思えるんですよ。
「どうです?この演出をしておけばだいたい喜んでくれるでしょ?」みたいな全然面白くもないお金だけかかったクソ演出なんてたくさんありますし。
大きな三角のパネルが動いて、その後ろからご本人登場みたいなのは見飽きたのでもうやめてください。
海外なんて金に物言わせてトンデモないセット、演出を考えて、実際にそれでツアーやってみたら大赤字でしたテヘペロみたいなこと平気でやるじゃないですか。
ただただ計算が甘いだけにも思えますが、観にきた人を楽しませることが出来たなら赤字でも問題ないと捉えられます。
金の回り方が大きく違うっていうのもありますが、予算度外視でそういうことをやってしまう度胸とかも見習うべきなんですよね。
今回たまたま目にして、素晴らしいと思ったのがポルノグラフィティだっただけで他にも楽しい演出が盛り沢山のライブを繰り広げているアーティストは大勢いると思います。
要はライブがエンターテイメントだと理解できているかなんですよね。
娯楽なんですよ。
1人でも多く、どれだけ大勢の人を楽しませることが出来るか。
自己満足の流行りに乗った曲を演奏して、みんなが共感できそうな臭いセリフをMCで言うようなバンドマンには何回話しても理解してもらえないと思う。
そういう点を学ぶために、いわゆるJ-POPのライブとか観に行ってみればいいですよ。
そのままじゃ一生売れないバンドマンのままだから。
ポルノグラフィティなんて広島弁でMCするもんだから、何言ってるのか分からない部分とか結構ありましたからね。
それでもいいんですよ。
楽しかったんで。
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