この世の中に解散してしまったバンドは星の数ほどあります。
家庭の事情、音楽性の違い、バンド内恋愛など理由は様々。
人生をかけてバンド活動をしていても、夢半ばで散ってゆくのがほとんどです。
将来を考え始めたら不安になり、バンドを辞めて即就職をする選択も分からんでもない。
そんなバンドが残していった音源、MVがネットの海には数多く残っています。
今回はそれをサルベージしていこうと思います。
解散してしまったのでもう二度とライブを見ることが出来ないものばかりですが、名曲はたくさん残されています。
blue/PipeCut Wedding名古屋を拠点に活動してした3ピースメロコアバンド。
泣く子も黙るTHE NINTH APOLLOに所属。
ミニアルバムのリリースツアーを最後に2012年12月に解散。
メロコアを基軸としたスピード感に切ないメロディが際立つ楽曲です。
名古屋バンドと言えば04 Limited Sazabyz、BACK LIFT、THREE LIGHTS DOWN KINGS、ENTHが大活躍していますが、これらのバンドに連ねてPipeCut Weddingも名古屋を引っ張っていく存在でした。
当時は名古屋に住んでいたのですが、名古屋メロコアがめちゃめちゃ熱い時代でした。
My last word/Neo slash大阪発の3ピースメロディックパンクバンド。
Kick Rock MUSIC所属。
2010年に2ndフルアルバムをリリースするも2011年に解散。
キャッチーなサビのメロディが耳に残り易い曲です。
いわゆる美メロのメロコア火付け役として名高いバンドです。
Butterfly/Baby smoker大阪出身の3ピースメロディックパンクバンド。
TIGHT RECORDS所属。
レーベルから"西日本最速"のキャッチコピーを授けられただけあって、その持ち味は爽快なスピード感。
解散年月日は不明だが、そのスピード感とメロディアスな楽曲は解散するには惜しいバンドでした。
just keep singing along/NOB1999年結成の3ピースメロコアバンド。
TIGHT RECORDS所属。
2004年の1stアルバムのツアー移動中に停車中の車に追突。
この事故でボーカルの鎌田真輔さんが逝去したため、バンドは活動休止、実質的な解散に。
Hawaiian6やlocofrankと共にメロコアシーンを牽引していたバンドであり、1stアルバムは業界でも期待されていた最中での不慮の事故でした。
ちなみに、Hawaiian6の「I BELIEVE」は亡き鎌田さんへの思いを歌った曲となっていますので、興味のある方は歌詞の和訳と合わせて聴いてもらえればと思います。
NOBについて調べていたら、公式HPが更新されていることに気が付いた。
過去のライブフォトなどが公開されているので、ぜひ足を運んでもらいたい。
http://nob.deca.jp/
00年代〜10年代にかけてのメロコアがまじで熱かった。
紹介した4バンド以外にも素晴らしいバンドはまだ数多く存在していました。
解散してしまいましたが、名曲は確かにそこにあり、今だに聴くことができるのでYoutube等探ってみてください。
今回の記事を書くに辺り、久しぶりに「Myspace」や「audioleaf」のサイト名を見て懐かしさに震えた。
当時はこれらのサイトで楽曲を投稿して視聴できるようにするのがトレンドだったので、随分お世話になった。
現在も勢いのあるバンドはたくさんいるが、たまには過去に目を(耳を)向けて新しい発見をしてもらえればと。
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