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クリエイティブな仕事をしている人に捧げるマンガ「左ききのエレン」。 

クリエイティブな仕事をしていると、どうしても色んな壁にぶち当たります。
知識であったり、技術であったり、経験であったり、はたまた才能であったり。
かくいう自分は世間で言う音響屋、良く聞く言い方だとPAさんなのですが、音という目に見えない作品を客席に届けるという意味でクリエイティブに近い職だと思っています。
そんな仕事をしている人たちには、現在ジャンプ+で連載中の「左ききのエレン」を読んでもらいたいです。
心に来る名言が次々と出てきて、考えさせられます。

左ききのエレン

左ききのエレン 1 (ジャンプコミックス) [ nifuni ]






「天才になれなかったすべての人へーー。」
のキャッチコピーから始まるこのマンガ。
ストーリーを通して天才と凡才の苦悩が描かれています。

簡単なあらすじとしては、「凡才」でありながら大口を叩きデザイナーになりたいという夢に突き進む朝倉光一と、「天才」であるが過去に悲しい出来事があり絵を描くことを拒否し続ける山岸エレンが高校時代に出会うことから話が始まります。
数年後、朝倉光一は夢であった広告代理店のデザイナーになるが、自分の思い描いていた「特別」になれず苦悩しながらも成長していく姿が。
一方、山岸エレンは謎の画家として世界に名を轟かせ、その才能を認めさせるまでの存在に。




このマンガの良さとして、先にも言いましたが心に刺さる名言が数多く出てきます。
その中の一つとして気に入っているのが、


「クソみたいな日にいいもん作るのがプロだ」


は、クリエイティブな仕事をしていなくとも、すべてに通ずる精神だと思います。
全てが最良の条件で仕事が出来る日なんてのはいくら待っていても来ず、どんな悪条件でも顧客を満足させる物を作る、これぞプロ。
改めて言われると仕事に対してのモチベーションが上がります。
元々、広告代理店で働いていた作者かっぴー氏だからこそ出て来るセリフですね。
その他にも「はじまったら、はじまった時にわかるよ」「オレは…オレの事ばっかりだ…」などなど、考えさせられる名言が盛りだくさんです。




このマンガ、先に連載中と書きましたが実は完結しています。
は?何言ってんだ?
現在ジャンプ+で連載中なのはリメイク版であり、原作版はすでに最終回を迎えています。
自分はリメイク版を毎週読み進めており、この先のストーリーが気になって原作版を購入しようか…と悩んで踏みとどまっています。
なんか意地ですかね、読んでるリメイク版が完結するまで原作版には手を出したくないっていう。
とはいえ、そんなのは個人の自由なので左ききのエレンの結末を知りたい方は手っ取り早く原作版を購入されるのをおすすめします。



才能がテーマであり、そして絵・デザイナーが話の軸となってこのマンガは、クリエイティブな仕事をしている人には心に刺さるシーンが多くあるのではないでしょうか?
個人的にはバンドマンに読んでもらって心を入れ替えて欲しい。
お前ら何になりたいんだって。
リメイク版は現在4巻まで発売されており、ジャンプ+では無料で連載中。
興味のある方は是非読んでもらいたいマンガの1つです。



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( 2018/09/09 00:41 ) Category コラム | TB(0) | CM(0)
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