MIYAVIの対戦型コラボレーションアルバム「SAMURAI SESSIONS vol.3 – Worlds Collide -」がついにリリースされましたね。
誰とコラボするのか、どんなセッションが生まれるのか、そんなワクワクさせるアルバムもついに第3弾。
今作は国内アーティストだけに止まらず、海外のアーティストとの共作が軸に置かれていますね。
これもギター1つで世界を股に掛けるMIYAVIだからこそ出来ることだと。
そんな中で、気になる曲目が1つ。
「Pink Spider (Remix) / MIYAVI vs hide」
世界を股に掛けるとは言いましたが、いやいや天界もですか。
hideは言わずもがな、X JAPANのギタリストとしてデビューし、そのカリスマ性の高さからソロでの活動も非常に人気があったレジェンド。
残念ながら1998年に急逝、20年経った現在でもファンは多く、影響を受けたアーティストは数知れず。
まさかMIYAVIとhideのコラボレーションが実現するだなんて夢にも思っていなかった。
でもまぁ現代技術の進歩が成せる技ですよね。
PS2で発売された「鬼武者2」も故人である松田優作が主人公を務めていましたし。
声はそっくりさんを使ったという噂ですが。
声に違和感はなかったけど、演技が棒読みなのが違和感ありまくりでしたが。
そんな夢のコラボレーションを果たしたMVが公開されました。
1998年にリリースされたPink SpiderのMVにホログラムや視覚効果を用いて現代らしさを表現した、未来に繋がるMVとなっています。
コラボレーションという言葉を散々使ってきたが、実質はMIYAVIによるPink SpiderのRemixとなっている。
とはいえ、ギターを弾いているのはMIYAVI自身であり、MIYAVIらしいフレーズが満載。
元祖であるスラップ奏法は曲のイメージと合わなかったのか一切出てこないが、チョーキングとピッキングハーモニクスが効きに効きまくっている。
この点は、hideだったらこうするんじゃないか、というリスペクトがあるかもしれない。
原曲の雰囲気を壊さず、MIYAVIの味を上手く付けた曲となっている。
海外アーティストとヒップホップ色が強いSAMURAI SESSIONS vol.3から、嬉しいコラボレーションとなった今曲。
2人の並んだ姿を見ることが出来ないのが残念ではあるが、楽曲としてこのような形で共演する日が来ようとは。
ソロ活動初期の雅はちょっとヤバい奴という雰囲気を持っていたが、現代において日本を代表するギタリストでありアーティストであろう。
Pink Spiderだけではなく、SAMURAI SESSIONS vol.3には日本離れした楽曲が多々収録されているので、必聴アルバムである。
個人的にだが、Pink Spiderの次曲であるシシド・カフカの曲がめっちゃ好き。
というかシシド・カフカの声がめっちゃ良いっす。
それだけでも聴く価値ありですよ。(個人的に)

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