2000年代の洋楽パンクロックシーンが大好きです。
特にGreen DayやBLINK182、SUM41の勢いは凄まじかったです。
アイドル的な人気になってましたからね、パンクロックなのに。
そんな中で今回はSUM41を紹介していきます。
そうです、アヴリル・ラヴィーンと結婚したボーカルのいる無名バンドです。

とはいえ、正直自分が好きなのは初期メンバーまでの時代、アルバムでいうと3rdまで。
2006年にギターのデイヴ・バクシュが脱退してからはメタル要素がすっかり抜けてしまって別バンドかと思うような音楽性に。
ですが、00年代を代表するバンドであることは間違いないです。
このバンドが自分の人生を変えてしまったのは内緒の話。
Fatlipあぁ、パンクしていますねぇ。
この曲が大ヒットし、SUM41の名前を世界に広め、1stアルバム「All Killer No Filler」は世界で300万枚を売り上げました。
若者に好かれる曲調してますよね。
飛び跳ねたくなるアップテンポな曲調に時折入る切ないメロディ。
ちなみにこのころのオフショット的な悪行・いたずらを収録した動画が公式で流されていたのですが、ピザ屋に水鉄砲で強盗に入りピザを盗んだり、いたるところで物を壊したりとかなりぶっ飛んでました。
今の日本じゃTwitterに晒されて炎上・特定の人生終了コース。
Over My Head (Better Off Dead)前作とは打って変わってメタル要素が濃くなり新しいサウンドになった2ndアルバム「Does This Look Infected?」。
自分は中学生の時にこの曲を聞いて衝撃を受けて洋楽にハマり、音楽にハマり、結果人生を狂わされました。
許すまじSum41。
というのは冗談ですが、本当にカッコいい曲なんです。
ブリッジミュートをうまいこと使ったギターリフから始まり、サビではデリックのハイトーンボイスが合ったメロディ。
めっちゃ頑張ってコピーしたんだよね、この曲のギター。
Still Waiting2ndのリード曲はこちら。
さっき紹介した曲よりこっちのほうがメタル要素が強め。
でももっとメタル要素強い曲がまだまだ収録されてます。
別れた恋人の悪口をいうだけの曲もあるんで、パンク要素もまだまだ健在。
アルバムの印象としてはメタルとパンクの比率が7:3という感じです。
正直この頃が一番好きでした。
Some Say元々がパンクバンドだったとは思えない成長。
3rdアルバムはパンク要素がほとんど消え、アップテンポのメタルとシリアスなバラードがメインです。
そりゃコンゴで内戦に巻き込まれればシリアスにもなるよね。
ちなみにアルバム名の「Chuck」は内戦に巻き込まれた時に救出してくれた国連職員の名前です。
なんかこう大人になりましたよね、車から水鉄砲を無差別乱射してた人たちとは思えないです。
そして、このアルバムを最後にギターのデイヴ・バクシュは脱退します。
バンドの音楽性にメタル色が強くなっていったのも彼の影響(原因)だったので、次回作は期待半分不安半分でした。
Underclass Heroそうなっちゃったか…
デイヴが抜けて自分の書きたい曲が書けるようになったとボーカルのデリックですが、個人的にはこの路線には行って欲しくなかった。
ポップ色が強くなりましたが、アルバム全体としては悪い曲じゃないです。
ただ、3rdまでのサウンドが好きだった人としては何か違うという印象を感じてしまいます。
Screaming Bloody Murder前作の評判があまり良くなかったためか、路線を戻しに来ています。
しかし離れてしまったファンは数多く、時既に遅し。
アブリルとは離婚し、日本に来日したら暴行を受け、散々な気持ちが詰め込まれてるんでしょうね。
Fake My Own Deathあれ、見覚えがある人がギター弾いているなあ。
なんと06年に脱退したデイヴが再加入!
エッジの効いたギターサウンドが帰って来ました!
ですが残念なことに初期メンバーであるドラムのスティーヴ・ジョクスは前作を最後に脱退。
オリジナルメンバーが再び揃うことはありませんでした。
結成から20年以上が経ち、やんちゃなキッズバンドがおじさんバンドになってしまいました。
アルバム毎に音楽性が変わり進化をしてきたSum41。
間違いなく洋楽シーンを引っ張って来た存在なので、今一度注目して聴いてみてください。



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