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King Gnuのニューアルバム「Sympa」 は2019年を代表するアルバムになることは間違いない 

おいおい、2019年始まったばかりなのにいきなり年間ベストに入るであろう傑作が出てきちゃったよ。
King Gnuに関しては常々追っかけ、布教しようと記事を起こし続けてきた次第です。
掛け値無しに格好良すぎるよ。
流行りに乗るなら今しかないよ、そこのあなた。

過去記事→新曲を再生した瞬間から最高だったKing Gnu / おすすめ曲紹介
    →King Gnuが「Prayer X」のMVを公開、だが理解が出来なくて困っている。
    →King Gnuのニューアルバム「Sympa」への期待が大き過ぎる

前作「Tokyo Rendez-Vous」で強烈な音楽センスを世に叩きつけ、精力的にライブ活動を行い、瞬く間にメジャーデビューを果たしたKing Gnu。
約1年という短いスパンでありながらリリースされたニューアルバム「Sympa」に寄せられる期待はとても大きい。
というか、発売前に公開されたたった4分のティザームービーだけで興奮してしまったのですがね。
そんなKing Gnuの「Sympa」ですが、聴いた感想を徒然と書き綴っていきたいと思います。




アルバムを再生すると、いきなりノイジーな音声通信が流れ出す。
以降、曲間に挟まれる「Sympa」と名付けられたSEがアルバム全体の雰囲気を作り出す重要な存在になっている。
Ⅰ〜Ⅳまで一貫してノイジーな通信が流れ、どことなく壮大であり幻想的なストリングスが織り込まれている。



そんな「Sympa Ⅰ」で気分を盛り立てられた直後にアッパーチューン「Slumberland」である。
テンションぶち上がりである。

Slumberland



ギター/ボーカルである常田大希がメインで歌うこの曲。
今まではボーカル/キーボードの井口理を主とした、または2人がパートを分けてボーカルを務める曲はあったが、常田大希が1人で歌い上げるというのは初めて。
いや、まぁ井口理も歌ってるけどさ、この曲に至っては顔芸担当ってことでいいじゃんか。

前から愛用しているメガホンボイスにKing Gnuのトリッキーなノリがこのアルバムを印象付ける楽曲になっている。
この曲良く聞くとギターがかなり抑えめに聴こえるんですよね。
Cメロはワウペダルを使った音だとは思うんだけど、それ以外は無し。
もしシンセサイザー(ベースシンセ?)の音だとしたら、ギターは一切無し。
それはそれで新しい試みを1発目にブチ込んできたなと。
こういう攻めの姿勢を崩さないところも本当に好き。


出だしからテンションが最高潮に達しようかというところで、「Flash!!!」である。
雲をも突き抜ける勢いで上げにかかってきている。
血圧上げて気絶させにかかってきている。

Flash!!!




続いて歯切れの良いギターから始まる「Sorrows」は今までの流れを崩さないアップテンポなロックナンバー。
井口理の透き通るような声と楽曲の激しさが見事にマッチしている。
King Gnuとしての特別感というよりも、ロックバンドとしての一面が押し出されているように思える。
メロディ、曲構成、楽器構成、どれもシンプルで真っ直ぐな印象を感じる。



再びSEである「Sympa Ⅱ」を挟み、アルバムはここでガラッと雰囲気を変えてくる。
そう、ここから井口理のターンである。
「Hitman」はKing Gnuが得意とする(と思っている)ロックバラード。
イントロは悲しげに始まり、サビでは出るとこ出て迫ってくる。
ここでも井口理の声が光っている。
本当にどんな楽曲でも合う天性の声質を持っている。
とても両脇に人形を携え白目剥いて顔芸をするような人には見えない。



落ち着いた雰囲気な「Don’t Stop the Clocks」はボーカル、アコギ、ストリングス、フィンガースナップと少ない音数が特徴。
正直あまり書くことがない。
怒らないで。



特殊メイクと奇妙なダンスなPVが印象的な「It’s a small world」。
某ねずみ帝国が脳裏に過るが、気のせいだ。

It’s a small world



この曲、個人的にものすごく好きなんですよ。
心安らぐテンポでありながら、踊りたくなるようノリ、綺麗なメロディ。
大人な曲だなと感じます。
若い頃はイケイケな曲ばかり好んでいたけど、こういう曲が良いと感じるようになると歳をとった証拠だと思ってください。


ここで「Sympa Ⅲ」、アルバムも終盤へと向かって盛り上がっていきます。

と思いきや「Prayer X」がここに来るか!
油断していたところに邪教徒!

Prayer X



この曲に関してはもう語ることが無いです。
名曲の中の名曲。
シングルとして何度も聴いてきたのに、アルバムとして1つの要素に組み込まれるとまた違った印象を受ける。
1回試しにカラオケで歌ってみたのだけど、この曲はカラオケ向きの曲じゃないことも身に染みて感じた。
大人しく聞くに徹しよう。


ツイッター等々で人気の高いのが「Bedtown」。
ここが久々のアッパーチューンである、最後のアッパーチューン。
前作「Tokyo Rendez-Vous」では東京に住む若者の心情を表していたが、このタイトルが表すのは文字通りベッドタウン、恐らく東京近郊を指しているのであろう。
常田の歯切れの良いセリフ調な歌と、井口のさわやかな歌の掛け合いが格好良く気持ちが良い曲。
人気が高いのも頷ける。



実質、アルバムの最後を飾るのが「The hole」。
これぞエンディングと言いたくなるくらい、バラードだ。
映画のエンドロールを飾るにふさわしい。
自分はラストを華やかに納めるかと予想したが、まんまと裏切られる結果となった。
とはいえ、非常に美しいメロディであり、自然と涙腺が緩んでくる。


真のラストは「Sympa Ⅳ」が務める。
このSEの最後にパトカーのサイレンが通り過ぎるのだが、この音がアルバムは終わりだと伝えているようで少し寂しくなってしまう。




King Gnuの初期衝動が詰まったアルバムだ。
全体としては落ち着いた曲が多いので、ただやかましい音楽が好きな人には向かないかもしれない。
時間にすると35分と、アルバムとしては収録時間の短い部類に入るが全くそんなことを感じさせない濃密さ。
圧倒的なセンスとストイックさでバンドシーンに風穴を空けるKing Gnuは今後大注目なバンドであることは間違いない。
アルバムをリリースしたと思って気を抜いていたら、未発表の新曲がドラマのタイアップに決定したりと活動が衰える気配が無い。
2019年、King Gnuの躍進に目が離せなくなりそうだ。



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( 2019/01/28 00:42 ) Category 邦楽 | TB(0) | CM(0)
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