日本はエンターテイメントという点において、後進国だと思っています。
隣国の韓国なんかは幼い頃から歌やダンスを教育するシステムを国が支援していることもあってか、かなりレベルが高い。
嫌韓が広まっていたりするけど、本当にバカに出来ないですよ。
整形であろうが美しい人がいいんですよ、男としたら。
そんな中でも、ダンスの差は顕著に現れているんじゃ無いかと。
キレが違いすぎる。
EX○LEなんかも日本じゃ担ぎ上げられているけど、世界水準として見ると大したこと無いんですよね。
ジャ○ーズはお遊戯レベル。
中居くんは別としてね。
そこで颯爽と現れたのが日本の誇るダンス妖怪「東京ゲゲゲイ」なんですよ。

友人に教えてもらったのがきっかけで知ったのですが、ダンスがまじで上手い。
というか、コンセプトやテーマが独特の雰囲気を持っていて、観ていて面白い。
1人だけガタイの良い女がいるなと思っていたら男だった、なんて気付かされるのも面白い。
元々はリーダーのMIKEYこと牧宗孝が講師をしていたダンススタジオの教え子を集めて結成されたことが始まり。
そうMIKEYは男であり、ゲイであり、ゲゲゲイである。
自身がゲイであることを表しての「東京ゲゲゲイ」というグループ名を冠すること、自分以外のメンバーを女性にして自身も女装すること、かなり凝ったグループコンセプトに仕上がっている。
そんなMIKEYこと牧宗孝の異質なところが、元々は歌手を目指して業界に飛び込んだということ。
東京ゲゲゲイの曲って、基本的にメインボーカルはMIKEYが担当しているんですが、これがまた良い声なんですよ。
特別上手いということはないんですが、中性的であり優しい声質なのが癖になる。
曲もダンスに特化したものではなく、ジャンルレスというのが相応しいかも。
ポップなものからロックなもの、R&Bなものやバラードも範疇に収まってる。
なんで、ダンスばかりに目が行くのも勿体無いんですよ。
Yes or No僕が知った時に1番最初に聴いてすぐに好きになった曲なんですけど、テンポ感やノリがとても良い。
打ち込みメインでダンス要素が強いながらも、メロディは落とすところは落とし、上げるところは上げるというしっかりとした作りになっている。
恐らくJOYSOUNDとコラボしてるMVのチープさは置いておいての話になるけど。
万人受けする曲なんで、これを聴いて嫌いになる人のほうが少ないんじゃないかと。
いや、ダンスグループのはずなんですけどね、なんで音楽について語ってるんだろう。
ゲゲゲイの鬼太郎東京ゲゲゲイの名を広めるきっかけになったこの曲。
水木プロダクションから怒られるんじゃないか…?なんて思ったけど、心配ご無用公式公認である。
ゲゲゲの鬼太郎の世界観と東京ゲゲゲイの世界観を上手いこと合わせたなと。
妖怪と妖怪のコラボレーション。
鬼太郎役のイケメン誰よ…となっているそこのあなた、安心してください。
あれはMIKEYですよ。
ダンスが僕の恋人こういうMVを作れるのも東京ゲゲゲイの強みだと思うんですよ。
同性愛と性の嗜好、アブノーマルなアンダーグラウンドさを表現出来ることが。
結構過激な映像なんですけど、曲は反してしっとりしているのがまた良い。
ゲイであることを公言しているMIKEYだからこその思考と、それを表現した作品。
主演のイケメン誰よ…となっているそこのあなた、安心してください。
あれはMIKEYですよ。
正直、ずるいと思うんですよね。
ダンスが先行イメージとして出てくる東京ゲゲゲイですが、音楽も良いってどういうことなんですか。
ダンスグループなんて呼ぶのは勿体無いので、ダンスも音楽もこなすエンターテイメントグループと呼ぶに相応しいだろう。
徐々に徐々に東京ゲゲゲイのファンも増えてきているんですよね。
職場にいる40代の女性(独身)がファンだったりしたときはなかなかの衝撃だった。
日本のレベルが低いと冒頭に書いたが、東京ゲゲゲイを見ているとまだまだ日本も捨てたもんじゃ無いなと思わされる。
個人的には、エンターテイメント界隈の先頭を走って行ってもらいたいグループの1つ。
こんなハチャメチャなコンセプトで活動してるグループ、そうそう思いつかないですよ。
YouTubeとかにダンス公演の模様も上がっているんで、興味がある人はそちらもチェックしていただけたらと。
上にあげてるMVよりも東京ゲゲゲイが表現するダンスの上手さと面白さが分かるんじゃないかと。
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