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アルバムの邦題がダサいPanic! at the disco / おすすめ曲紹介 

なんで日本人ってのは良いものへ勝手にアレンジを加えて駄作にしたがるのだろうか。
映画のポスターなんかが良い例で挙がってくる。
歌ってみたなんてのも悪しき文化ですよね。
誰がお前のカラオケを聞きたいんだよ、と。

話がそれ始めましたが、デビュー当初から日本で何故かダサい雰囲気を付けられてしまっている海外バンドがいます。
それがPanic! at the discoです。

panicatthedisco.jpg

バンドとは言いましたが、現在メンバーはボーカルのBrendon Urieが1人のみです。
劇団ひとりと同義。
元々は4人組バンドだったのですが、一人脱退、また一人脱退としていき、現在はサポートバンドを引き連れて活動しています。
1stアルバムのリリースは2005年で、その頃はエモを前面に押し出した作品となっています。
衣装やセットに凝ったエンターテイメント性に満ちたライブをしていました。
すでにその頃から日本に狙われてたんですかね、いきなり変な邦題を付けられたんですよ。

1stアルバムの原題は
「A Fever You Can't Sweat Out」
対してこのアルバムに付けられた邦題は
「フィーバーは止まらない」

戸田奈津子が付けたんでしょうか?
意味としては間違ってはいないはずですが、こんなセンスのないタイトルをつけるくらいなら原題のまま売り出せばいいし、自分がレーベルの人間だったら絶対に止める。
Google翻訳に比べたら全然良いんですけどね、「あなたは汗をかくことはできません。」なんて結果が出てくるくらいなんで。
しかしここで止めておけば良いものをウケたと勘違いしてしまったのか伝統としてその後も継承されていってしまいます。
以下にまとめると



1st (2005年)
原題 「A Fever You Can't Sweat Out」
邦題 「フィーバーは止まらない」

2nd (2008年)
原題 「Pretty. Odd.」
邦題 「プリティ。 オッド。」

3rd (2011年)
原題 「Vices & Virtues」
邦題 「悪徳と美徳」

4th (2013年)
原題 「Too Weird to Live, Too Rare to Die!」
邦題 「生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!」

5th (2016年)
原題 「Death of a Bachelor」
邦題 「ある独身男の死」

6th (2018年)
原題 「PRAY FOR THE WICKED」
邦題 「プレイ・フォー・ザ・ウィキッド」


4thアルバムの破壊力。
日本人のこういうところだと思いますよ、いらない仕事して働いた気になっているところ。
邦題つけるやつをクビにして浮いた人件費を他に使った方がみんな幸せ。
こうして伝統文化にまで昇華してしまいダサいイメージをつけられてしまったPanic! at the discoなんですが、楽曲とライブのセットやパフォーマンスは素晴らしくカッコいいです。



I Write Sins Not Tragedies



最初の大ヒットとなった楽曲。
同時期だとMy Chemical Romanceなんかが売れており、エモバンドが大挙していました。
例に漏れず、エモい。
ティーンが好きそうなメロディとリズム。
MVのような衣装を着たり、本物のサーカス団をライブに盛り込んだりと客を楽しませる工夫がされていました。



Say Amen (Saturday Night)



一気に飛んで、2018年に発売されたアルバムのリードトラック。
初期に比べるとエモというよりはロック、ダンスミュージックっぽさも入ってポップに近い気がします。
メンバーが減る度に音楽性が変わり1人での活動である現在の音楽性に落ち着いているので、しばらくはこの路線で続いていくのではないでしょうか。
あとMVのコメディ要素が強い。
Brendon Urie自らが出演するのもですが、絶対笑わせにくる。
この曲も最後の方でハイトーンボイスを出してるあたりで、MVでは股間を蹴られるシーンを入れてあたかも苦しんで叫んでいる様子になってしまっている。



Bohemian Rhapsody



こちらはQueenのカバーをライブで披露したもの。
楽曲が素晴らしいのは言わずもがな、Panic! at the discoらしさが押し出ている良カバーです。
そして注目して欲しいのは演出。
照明の明かりと映像の絡みがカッコよすぎて演奏を引き立たせてる。
個人的に好きなのはセミコンのピアノの上に立ってギターソロを弾くところ。
アルバムのリリースツアーとなるとだいたいこの規模のコンサートを開いていてとにかく客を楽しませようとする真意が見て取れる。




初期から音楽はエンターテイメントだということを理解した上での制作と演出が磨かれて現在のPanic! at the discoを作り上げていると思います。
SNSとか見てもBrendon Urieの人の良さが滲み出てる。
MVでもライブでも楽しませる姿勢は日本でももっと取り入れるべき要素だと思う。
邦題はめちゃくちゃダサいから、その点は早く担当を変えるなりして対処したほうが今後のため。


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( 2018/08/13 04:06 ) Category 洋楽 | TB(0) | CM(0)
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