メンバー全員が日本、スペイン、イギリス、ヨーロッパ、 アメリカ、 アジア、 アフリカのルーツを持ち、Funk/Soul/Jazz/Latin などのルーツ・ミュージックにHipHopをクロスオーバーした特徴的な音楽性を持つ2016年に結成された渋谷発の7人組バンド「ALI」。
最近はJazzy HipHopが好きで聴き漁っていたところに知人から教えてもらって1発でどハマりしました。
その日本離れした音楽性から急速に活動の幅を広げ、これから要注目なバンドであることは間違いない。
分かりやすいところだとTVアニメ「呪術廻戦」のエンディングテーマではないだろうか。
ALI / LOST IN PARADISE feat. AKLO
サムネイルだけを見るとアンダーグラウンドな感じ満点だが、勇気を出してその再生ボタンを押して欲しい。
この1曲を聴いてもらうだけでもALIの良さを分かってもらえるのではないだろうか。
冒頭でも触れたが多くの音楽的ルーツが散りばめられ、ALI特有のグルーブを感じられる。
Funkあり、Soulあり、Jazzあり、Latinあり…それに加えHipHopとこれでもかと様々な要素で構成されている。
80年代90年代洋楽を中心とした音楽のバックボーンもあるように思える。
これだけ多くの音楽ジャンルを1つにまとめあげるのがALIの実力なのではないだろうか。
「ミクスチャー」という幅を大きく超え、独自の音楽を作り上げている。
最近ではKing Gnu/millennium paradeの常田大希が様々な音楽を融合させシーンの道を切り開いているように、既存のものに囚われない新しい創造がこれからの時代に必要となってくると思う。
その多くのルーツで日本の音楽を牽引していく存在になるであろうALIには期待せざるを得ない。
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