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[ALEXANDROS]に全然詳しく無い人が「Sleepless in Brooklyn」を聴いた感想 

先に言っておくと、自分は[ALEXANDROS]に関してほとんど知らない。
ほとんど知らないは言い過ぎました、そりゃ聴いたことある曲もありますよ?
「ワタリドリ」ってめちゃめちゃいい曲っすよね。


まぁそんなもんである。
別に嫌いなわけではなく、何故か手を取らなかったバンドの一つだった。
キラキラしているイメージが強かったからなのか、川上洋平のイケメンさに嫉妬していたからなのか。
あの髪型を真似したいだとか、何でマイクスタンドは逆L字型になっているんだろうとか。
「若い人が好きそうだな」って感じたのも確かだ。
なにかこう、しっくりこなかった。
そうなればCDを購入することもなく、ずるずると年月は経っていき[ALEXANDROS]は記憶の片隅に名前だけが残っているバンドとなっていた。


事のきっかけは木村拓哉が主演を務めることで話題になったPS4用ゲームソフト「JUDGE EYES:死神の遺言」の主題歌を[ALEXANDROS]が担当するというニュースだった。
キムタクがゲーム内とはいえ自由に操れるということにも興味があったが、まさかそこで[ALEXANDROS]の名前が挙がると思っていなかった。
ゲームのPVで聴くことが出来た曲の一部が、今まで持っていたイメージを壊しにかかったのがこの時。






キラキラ感はありつつも大人な曲調、という印象を受けた。
大きなタイアップだからもっと攻めた曲を提供するかと思ったが、予想の裏切るロックバラード。
この曲が自分が抱いていたイメージを正面からぶち壊した。
ただ一つ不満を言わせてもらうと、MVに木村拓哉が出演しているということでMV終わりのおふざけパートを期待していたのに、一切なかったということだ。
木村拓哉と[ALEXANDROS]の絡みを見てみたかった。
ふざけなくてもいいから、挨拶してるシーンだけでも付け加えて欲しかった。
まあ某J事務所的にNGだったのかもしれないですけどね。


そんなこともあり[ALEXANDROS]に興味を持ち始めたのも束の間、すぐにニューアルバムがリリースされる最高の展開。
さらに言うとApple Musicですぐさま配信されたからもう神様仏様ようぺいん最高である。
さらにさらに言うと、このニューアルバム「Sleepless in Brooklyn 」が文句なしの良作だった。




Wikipediaを見る限り、全13曲中7曲が既にシングルとして発売されており新曲は6曲となっていた。
それでありながらアルバム全体を通しての繋がりの良さはいかにして生まれているのか。
アルバム用に編曲されているとはいえ、全く違和感が無い。
というか、この記事を書くまでに散々聴き通したけど半分以上がシングルから持ってきているなんて気が付かなかった。


全体的な感想としては、バラエティ豊か、だ。
1曲目の「LAST MINUTE」ではアルバムの出だしとしては珍しい落ち着いたスタートをし、「アルペジオ」、「Mosquito Bite」、「I Don't Believe In You」とバンドサウンドが続き、徐々に激しさのギアを上げていく。
5曲目の「ハナウタ」でバラードを挟み一旦落ち着かせ、次曲の「PARTY IS OVER」ではシンセベースを使用するという新しい試みを入れてくる。





ずっと気になっているんですが、曲の合間合間に入ってくる破裂音というか着信音というか。
なんの音なんですかね?
もうこればっかり気になっちゃってメロディが頭に入ってこないんです。


7曲目の「MILK」から「spit!」、「KABUTO」と低音をズンズンに効かせ歪ませの激しい曲が続く。
「MILK」はロックとヒップホップを上手く混ぜ合わせていて、必聴の曲。
あと「KABUTO」は今までとは違う方向で振り切ってラウドな曲になっている。
アウトロで誰かがセリフを言っているのだが、一切聞き取れなくて困ってるし、そのメロディがなかなか耳に残ってしまうのタチが悪い。
誰か翻訳頼む、まじで。


10曲目の「FISH TACOS PARTY」でやっと今まで自分が持っていたイメージ通りの[ALEXANDROS]が出てきた。



いやもう本当に長かった、どれだけ待たせるんだよ。
この軽快でキャッチーなメロディが[ALEXANDROS]らしさだと思うんですよね。
この「FISH TACOS PARTY」、ちょっと遊び心がありそうな面白いタイトルのくせに詞の内容は超を付けたくなるほど真面目。
そんなこと言われても全然パーティー気分になれない。
でもメロディが良すぎて何度でも聴きたくなってしまう中毒性。
自分としてはアルバム収録曲で1番を選ぶとしたら間違いなくこの曲。


11曲目「Your Song」、「SNOW SOUND」とアルバムのエンディングに向かっていくような切なく寂しさを与える曲調。


そして最終曲の「明日、また」は、さながらライブのアンコールのような最後の一絞りを感じさせるキャッチーさと軽快さ。
タイトルもそんな感じがするよね。
この曲を1日の終わりに聴いて、明日もまた頑張ろう、となれる曲調。




一言言わせてもらうと、このアルバム最高に良い。
過去作を聴いていないので、今までがどのような作風だったのかが分からない。
往年のファンからしたら、私の好きだった[ALEXANDROS]はどこへ行ってしまったの…ということになっているかもしれない。
知らんけど。
どうせ川上洋平の顔しか見てないやつも幾人かはいるであろう。
ただ、[ALEXANDROS]ど素人の自分が聴いた限りでは、このアルバムはオルタナティブ・ロックとして何度も聴き返したくなる作品であることは間違いない。
今まで聴かず嫌いしていた(別に嫌いじゃないんですけどね)過去作にも手を出してみようと思った、そんなきっかけを与えてくれる良い機会になった。

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( 2018/12/16 00:21 ) Category 邦楽 | TB(0) | CM(0)

美麗エモバンドのCopelandがニューアルバム「Blushing」を2019年2月14日にリリース 

ブログでもよく記事にしている世界屈指の美麗エモバンドのCopeland。
とにかく美しくて透き通るような楽曲が特徴で、筆者一押しのバンドである。
過去記事→透き通る美メロのエモバンド、Copeland / おすすめ曲紹介
    →美麗エモバンドのCopelandが4年振りの新曲「Pope」を公開


そんなCopelandなのだが、突如怪しい動きを見せた。
新曲「Pope」をアナウンスする予兆と同じで、意味深な写真をInstagramに投稿し始めた。





全く謎な2枚の画像が投稿されるも、よく見ると絵が繋がっている。
訓練されたファンであれば勘付くであろう、何かしらが発表されると言うことに。

どんな発表が来るのだろうか…
また新曲が公開されるのかな…
アルバム出すのかな…
ワールドツアーの日程公開かな…
なんてモヤモヤしながら待っていたら、ついに公式からアナウンスが来た!
嬉しいことにニューアルバムをリリースすることが決定!

Blushing.jpg




アルバムのタイトルは「Blushing」で”顔を赤らめる”や"赤面"という意味が込められている。
リリースは2019年2月14日ということで、今回はバレンタインに日を合わせている。
前回は10月31日のハロウィンに新曲を発表し、再結成のアナウンスは4月1日のエイプリルフールにしているCopeland。
イベント事のある日に何かしらのアクションを起こし続けているお茶目さが憎めない。

「Blushing = 赤面」とバレンタイン、という点で恋愛的な共通点が伺える。
もしかしたら今作は恋愛要素が前面に出てくるのかもしれない。
とは言え、先日公開された「Pope」は"教皇"という意味合いを持つため、あまりそのような繋がりが無いように見える。
トラックリストも公式マーチに公開されており、「Pope」も収録が決定している。

Blushing CD (2019, Tooth & Nail Records)
1. Pope
2. Lay Here
3. As Above So Alone
4. Suddenly
5. Night Figures
6. Skywriter
7. Colorless
8. On Your Worst Day
9. Strange Flower
10. It Felt So Real
11. Waltz on Water

英語がサッパリな自分にはタイトルの意味が全然理解できないことが残念だ…
理解は出来ないが、Copelandの世界観が出ていることは雰囲気で分かる。
ニューアルバムはCDだけではなくLPでの発売もしており、グッズのセットも含めて公式マーチからのプレオーダーを開始している。

前作「Ixora」からは約5年振りとなるニューアルバムのリリース。
先行リリースされた「Pope」を聴く限り、今まで以上に洗礼された美しさが楽曲に込められているので、期待を裏切ることはないであろう。
2014年の再結成からスローな活動でなかなか情報が出てこなかったCopelandだったが、待ちに待ったニューアルバムのアナウンスにファンとしては嬉しさを隠しきれない。
発売まではまだ日があるので、過去作を聴きながら首を長くして待ちたいと思う。








( 2018/12/06 05:02 ) Category 洋楽 | TB(0) | CM(0)

The Raconteurs(ザ・ラカンターズ)が約10年振りとなる新譜を発表するらしいので、今から復習して待ち構えておこう 

みなさんご存知のThe White Stripesと言えば、00年代のロック史でも重要なバンドの1つだ。
簡単に言えばグラミー賞を3作も受賞している。
代表曲である「Seven Nation Army」のギターリフはシンプルながら耳に残る、必聴の曲だ。
聴いたことのない人は今すぐ聴いたほうがいい。
またボーカル、ギターを始め様々な楽器を演奏しフロントマンを務めるジャック・ホワイト(Jack White)は類稀なる音楽の才能を持っており、そのギタープレイは「『ローリング・ストーン』の選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第17位となる素晴らしさだ。
とにかく天才すぎて凡人には理解が及ばなくなるレベル。


さて、ここまで語ってきたThe White Stripesは前説だ。
今回はその活動の裏でジャック・ホワイトが旧友4人と結成したThe Raconteurs(ザ・ラカンターズ)の話をしたい。

The Raconteurs

・ボーカル、ギター、シンセサイザー - ジャック・ホワイト Jack White
・ボーカル、ギター、キーボード - ブレンダン・ベンソン Brendan Benson
・ベース - ジャック・ローレンス Jack Lawrence
・ドラム、パーカッション - パトリック・キーラー Patrick Keeler

結成は2005年、ジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンが2人で作曲したことをきっかけにバンドを組むこととなりジャック・ローレンスとパトリック・キーラーを迎え入れ現在の4人編成となった。
The White Stripesの活動期間が1997年〜2011年であるので、ジャック・ホワイトは2つのバンドを並行して活動していた。

The Raconteursが現在までにリリースしているアルバムは2006年の「Broken Boy Soldiers」と2008年の「Consolers of the Lonely」以上2作だ。
結成してすぐはリリースのスパンが短いが、最後のアルバムからはすでに10年の月日が経ち、活動はもう行われないものだと思っていた。

だがここにきてビッグサプライズ、2019年に新アルバムをリリースするとのアナウンスが発表された。
2008年に発売された「Consolers of the Lonely」の10周年を記念してリイシュー盤が発売されることが決定したのだが、その中に新曲が2曲収録されることと同時に発表された新アルバムの話。
どんだけ待たせるんだよ、10年だぞ…となる気持ちは抑えて素直に喜びたい。

と言う訳で今回は10年振りとなる新アルバムのリリース(予定)を控えたThe Raconteursの復習をしようじゃないかと。



Steady As She Goes



The Raconteurs結成のきっかけであり、1stアルバム「Broken Boy Soldiers」のリード曲。
イントロではアタック音を抑えてローの効いた歯切れの良いベースラインが非常に印象的であり、シンプルながらもキレの良いドラミング、ジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンの2人によるギターの掛け合い。
どのパートもシンプルなのだが、その組み合わさりが非常にうまく出来ていてカッコいい。
メロディも特に凝った作りがされていない。
短いフレーズが繰り返されるのだが、その一つ一つが耳に残るので飽きることなく聴き通せる。
本当にシンプルでありながら、どこか古めかしさを感じさせる名曲だ。




さて、シンプルシンプルと言葉を並べてきたがそれは音源の話であって、ライブではジャック・ホワイトがやりたい放題している。
歪みまくったギターでソロを弾きまくり、落ち着いた雰囲気だった曲調は一転してロック調に、そんなのなかったじゃんと言いたくなるラジオボイス。
ギターに関しては本当に天才なんだと感じざるを得ない。
あんなに歪みまくりの尖りまくりな音を好み、操れるのはジャック・ホワイトしかいないだろう。
才能爆発とはこういうことを言うのかと。
同じ曲でも全く別物になってしまう、してしまうThe Raconteursが恐ろしい。




Salute Your Solution



2ndアルバムの「Consolers of the Lonely」は暗い印象が強かった前作とは打って変わって、ロック色の強い作品になっている。
前作は全体的な音作りがベースやスネアのアタック音が抑えられていてモコっとした印象であったが、今作ではどちらも変更されて、ロックに合う音になっている。
言ってしまえば今時な音だ。
ツインボーカルとしてジャック・ホワイトとブレンダン・ベンソンが1曲で明確に歌い分けをするようになったのも大きな違いである。
どことなくThe White Stripesらしさ、ジャック・ホワイトらしさが見られ、尖った雰囲気が強いアルバムだ。





正直なことを言うと、音源を聴くよりもYouTubeでライブ映像を観てもらった方がThe Raconteursの凄さを感じてもらえるはず。
だが、YouTubeにアップされているライブ映像がほとんどYouTuberの投稿であるがために、ここでは紹介しない。
なんか悔しいから。
なので興味を持ってもらえたならばYouTubeで探してみてください。
活動期間が短いので多くは出てこないですが、どれも凄まじいプレイですよ。

そんなこんなで10年振りの新作が待ち遠しいThe Raconteurs。
次はどんな姿をみせてくれるのか、天才ジャック・ホワイトがどんなやりたい放題を見せてくれるのかが非常に楽しみである。



( 2018/12/06 01:48 ) Category 洋楽 | TB(0) | CM(0)